問題解決提案で使う「必要・可能・概要」パターン

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昨日は愛知県に日帰り出張で企業研修の打合せをしていました。
とある素材系メーカーさん向けの読解図解スキル研修です。

対象者は営業部門、仕事の大半は既存取引先と社内との調整で、新規開拓はほとんどないとのこと。

打合せの中で話題に出たのが、「筋道立てた文章の書き方を教えてもらった記憶は無い」という話。

まあ、実情はそうなんですよね。日本の学校ではそういう教育をしませんから、社会に出てから困ってしまう。業務で報告書や提案書を書くときに「もっと筋道がわかる説明をしろよ」とダメ出しをされて、何度も書き直しをせざるを得ないのが普通です。

それにしても、「筋道」って何でしょう?
「筋道立つ」とはどういうことでしょう?

1つ具体例を挙げると、たとえばこういうことなんです↓↓↓

これは、「問題があるので解決しましょう」と、問題解決提案をするときによく使われるパターンの1つです。中間の3項目の並びを取って「必要・可能・概要パターン」と私は呼んでいます。

具体的な内容は違っても、抽象化するとこのような「必要・可能・概要」パターンで整理できる問題というのがよくあるので、こういうパターンを知っていると説明するときに楽になります。

開米:いかがでしょう、聞いたことはありますか?
担当者:いや全然ないですね。言われてみればこういうことを考えますね・・・・

今まで聞いたことがなくても、一度知ってしまえば当たり前の考え方なので、それを知って何度か試してみると、「筋道立った説明」をするのが少し楽になります。

このパターンがいつも使えるわけではないので「楽になるときもある」というだけですが、そうした「少し」を積み重ねていくことが大事だし、それを世の中に伝え広めていくのが私のミッションだと考えてます。

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