「3G1Sフィードバック」を使う理由とは?

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プレゼンテーション練習会マニュアルへの感想】

「あー、なるほど、こういう風に考えるのか!」と思った部分は・・・ 「3G1Sフィードバック」 の部分ですね。普段、なんとなく練習してなんとなくフィードバックしていたので・・・
3G1Sだったのは意外と言えば意外で、3Gと3Sなのかと一瞬思いました。

 

ご感想ありがとうございます。

良いこと(Good)を3つ褒めてから改善提案(Suggestion)を1つ言う「3G1S」というフィードバック法を使う理由は主に2つあります。

1つは、特に初心者のうちは恐る恐るやってみたのにたくさんダメ出しされると凹みやすいので、まずはやってみたこと自体を称賛する、ぐらいの意識で「3つ褒める」を先にしようということです。それで、不安な気持ちをほぐしてもらったところで、「これができればもっと良くなる」と希望を持ってもらうために「1S」、提案を1つ出すわけです。

2つめは、3Sではなく1S、つまり提案を1つだけにするという理由で、これは「1人で全部言ってしまわないように、他の人が違う提案を出す機会を残しておく」ということです。

「提案」型のフィードバックというのはちょっと難易度が高いです。その分、フィードバックを出す側にとって勉強になるので、その機会が参加者全員にバランス良く回るようにしなければいけません。

積極性の高い人だけがしゃべるような勉強会は続きません。それで、1Sなんですね。

 

参加者全員にバランス良く機会が回るようにするためにもうひとつ大事なのは、人数を増やしすぎないこと。増やすとその分薄くなるので、5人ぐらいまでが手頃だと思います。

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